皮膚病治療(柴犬編)①
[2021年01月12日]
あけましておめでとうございます。 今年は、新型コロナウイルスの影響でいつも
のようなお正月の雰囲気はあまり感じられませんでしたが、皆さんはいかがでしたか?
今のところ、新型コロナウイルス感染収束の目途は立ちそうになく、感染しないように
対策をとりながら生活をしていくしかなさそうですね。
大変な時代になってしまいましたが、それぞれでやれることからやっていく他になさそうです。
当院でも、スタッフのマスク着用、定期的な換気の実施、入口での手指消毒、待合室・診察室の
空間除菌、ドアノブ等のアルコール消毒、紙幣・硬貨の消毒、受付の飛沫防止パネルの設置など
の対策を行い、感染防止のための取り組みを徹底しております。
さて、早速ですが今年最初の皮膚病治療のご紹介をさせていただこうかと思います。が、
いつも通りでは面白くないので今回はちょっと変わった方法でご紹介させていただこうと
思っています。
リアルタイムで治療経過をご報告いたします。治療開始からどのくらいでどの程度よくなって
いくのか、それともなかなかよくならないのか症状をほぼリアルタイムでブログにあげていこ
うかと思います。私もちょっとドキドキです。
今回の症例は、1/9に診察させていただいた柴犬です。宮崎からご来院いただきました。
4歳半、去勢済み 3年前から痒がり出した。最初は手足のみであったが、だんだん全身を痒がる
ようになり、今が一番ひどいとのことでした。
治療は、症状の出だした3年前から行っているが、なかなかよくならないとのことでした。
使用しているお薬は、アポキルで症状によって、1日1回から1日2回にしたり調整しているとのこと
でした。
では、実際の症状の写真です。
来院時、かなり痒がっており傷ができるほど掻いていたため、今回は通常の診断手順を
かえて、まずは痒みを引かせてあげることを優先しました。
次回の診察は、1週間後の予定です。この皮膚の状態から、どのように変わっているのでしょうか?
ちなみに、今まで使っていた薬はアポキル含めすべてやめて、治療薬はガラッと変えました。
それでは、1週間後にまた続きのご報告をさせていただきます。
森の樹動物病院は、鹿児島で犬猫のアレルギー性皮膚疾患、犬アトピー性皮膚炎などの痒みのある
皮膚病の治療に力を入れています。
霧島市以外の遠方でも診察ご希望の方は、一度お問い合わせください。
なお、皮膚科診療の初診は、時間がかかるため予約制とさせていただいております。
皮膚科診察(初診)ご希望の方は、お電話にてご予約をお願いいたします。
ご予約なしでご来院された場合、十分な時間がとれないため詳しい検査はできず、
お話とお薬の処方のみとなることもございますので予めご了承ください。