イベルメクチン

[2020年05月10日]

今回は、面白い記事をみつけたのでちょっとそのことについて書いてみたいと

思います。

ノーベル医学生理学賞を受賞した大村智先生が、40年前に開発に貢献したお薬

”イベルメクチン”についての記事です。大村先生に関しては、以前のブログでも紹介

しましたので、時間があれば見てみてください。

このお薬は、フィラリア駆虫薬として我々にはなくてはならないお薬です。

動物薬として約20年間売り上げナンバーワンとなっているベストセラー薬です。

動物だけでなく、オンコセルカ症など人間の抗寄生虫薬としても毎年3億人が恩恵を受けて

いるとてもすごいお薬の1つです。

このお薬が、なぜまた脚光を浴びているかというと、現在猛威を振るっている新型コロナ

ウイルスの増殖を抑える効果が海外の研究で報告されたからです。

そこで、6日に北里大学が”イベルメクチン”について、新型コロナウイルス感染症の治療薬

として承認を目指す治験を実施するという発表をしました。

治療薬をゼロから開発するのには、かなり時間がかかります。そこで、既存の薬の中から有望な

ものを探すということが現在行われている中で、イベルメクチンもその候補に挙がったということ

です。

今のところ、新型コロナウイルス感染症の治療薬として注目されているお薬は、イベルメクチン

以外にもエボラ出血熱の治療薬候補のレムデシビル、抗インフルエンザ薬のファビピラビル、

気管支ぜんそく治療薬のシクレソニド、膵炎治療薬のナファモスタット、関節リウマチ治療薬の

トリズマブなどもありますが、いずれも決め手に欠けるのが実情だそうです。

はやく新型コロナウイルスに有効な治療薬が見つかってほしいですよね。そんな中で、動物のお薬

としても使われている”イベルメクチン”が、その候補に挙がっているということで

今回のブログでも紹介させてもらいました。