パグの脂漏性皮膚炎

[2019年02月27日]

前回と同じく脂漏性皮膚炎の症例をご紹介します。

今回は、パグです。パグもアレルギー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎がよくみられます。

 

<症例>

パグ 未避妊メス 6歳6か月(初診時)

初発は、3歳 通年性の痒み(首、脇、手足、下腹部)

べたつき 臭いがきつい

 

治療前後の写真です。  左;治療前  右;治療後

 

 

かなり改善しました。見た目もそうですが、何より痒みがかなり改善されています。

パグは解剖学的な特徴として皮膚にたるみがかなりあるため、特に頚部の皮膚炎や皮膚炎の慢性化

の結果としての苔癬化(肥厚してゴツゴツした皮膚)や顔の皺壁性皮膚炎が起きやすく、症状の

コントロールには、日ごろのスキンケアも大事になってきます。

 

森の樹動物病院は、鹿児島でアレルギーやアトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎(脂漏症)などの痒み

のある皮膚病治療に力を入れています。

霧島市以外の遠方でも診察ご希望の方は、一度お問い合わせください。